保険屋さんになりました♪2つ目の理由

2つ目は、昨年6月、主人が癌で緊急入院しました。

 

(数年前から、主人の母が高齢で一人暮らしだったので主人が実家で暮らし始めていました。)

お互い、通いの別居状態でしたが特に問題もなく過ごしていましたが、コロナなどのこともあり、3か月くらい行き来しない生活リズムになっていました。

主人が救急車で運ばれて、それからの生活は、一変しました。
入院した時は、痛み止めも効かずに、人格が変わってしまうくらい痛がって苦しんでました。
ベットに横になっても痛い
もちろん座ることもできない。
私が面会に行ったとき、ケアするとその時だけは痛みが取れて穏やかに話すことはできるようになりました。
けど、痛みの原因は大きな腫瘍の塊です。すぐに痛みが出てきてしまします。
コロナのせいで面会も15分だけしかできませんでした。
次の日から医療用の麻薬を使うことで痛みレベルが10から2くらいまでさがって、やっと穏やかに会話できるようになりました。
先生には、「子どもたちにも状況を話して家族で向き合ってください」って言われました。
手術が1番の治療法なのですが、見つかった時は拳よりも腫瘍は大きく、腸骨という場所も悪く手術はできませんでした。

軟骨肉腫には抗がん剤があまり効かないです。
効きますとは言い切れないけどと先生が前置きをしての、先進医療の重粒子線治療が選べる唯一の治療方法でした。

運ばれた時、CTなどでは、明らかに「もう9割がた悪性の軟骨肉腫というがんですが、きちんと検査をして結果が出ないと治療が始められません、だいたい2~3週間かかります。

結果がでてから重粒子線治療ができる、神奈川県がんセンターに紹介状を持って行ってもらいますが、治療を待っている方がたくさんいるのでいつ治療を受けられるか今の時点ではわかりません。でもできる限り急いで進めていきましょう」って言われました。

もう一つ大きなハードルがありました。
がんセンターに行くには、転院ができないので、一度、退院して、それからがんセンターへ行かないといけないということでした。
この時点で、ベットから降りるどころか、寝ている状態でも激痛、少しベットを起こすだけでも激痛が走る状態でした。

2週間後検査結果が出ました

『軟骨肉腫でステージⅢb』

先生は、主人が救急車で運ばれた日に、がんセンターの予約を取っておいてくれたようです。

強力な痛み止めとリハビリを頑張って、結果がでる前日には、松葉づえでベットから降りられるようになっていました。
一時退院して、7月14日に無事がんセンターで受診することができました。

 

治療の予約は、8月中頃から9月中旬にかけて3週間で16回重粒子線を照射することになりました。

あとは、それまで体調を崩さないように。家族のだれ一人コロナにならない。。。
コロナの可能性も拾ってこないようにすることでした。

数年前に保険をすべてかけ替えていたので
もちろん先進医療特約も付けていました。

ほっとしました。

収入も途絶え、私も病院や役所を飛びまわり、仕事も入れられない状態が続きました。
主人の母も高齢で足も悪く持病も持っています。
無理はさせられません

その頃の私は、ずっと笑顔の仮面をつけてるみたいに笑ってました。
主人の前でも、主人のお母さんの前でも、子どもたちの前でもずっとずっと笑ってました。

いろんなことが辛すぎて、しんどすぎて、暗いスーパーの駐車場の端っこに止めては、勝手に涙が止まらなくなり10分ほど泣いては普段の生活に戻るという・・・
あれが私の限界だったのかな?

7月の連休初日に私が気を失うほどの腹痛で夜中に耐え切れず、子どもに救急車を呼んでもらって病院に運ばれました。

虚血性腸炎ということで入院。
でも、主人が退院予定だったので、無理やりお願いして休み明けに退院させてもらいました。
私の入院費9万円弱・・・・

もちろん保険に入っていたので助かりました。

主人の治療と同時期に、9月。。。

今度は、私の母が転んで救急車で運ばれました。
頭部外傷、5針縫って、脳内出血があり入院、あまり丁寧ではない病院に運ばれたため、背中や腰のの痛みを訴えたけど、レントゲンの調子が悪いとまともに見てもらえず、出血も止まっているで3日で退院させられました。

が、あまりの痛さでベットからも起きられない・・・

結局、1か月後持病で通ってる病院でレントゲンを撮ってもらったら、胸椎1か所、腰椎2か所を圧迫骨折、尾てい骨を骨折していました。

でも1か月たっていたので、何もすることもできず、コルセットだけ作りました。

母は、病院以外、外出できなくなりました。

(今はおかげさまで家の中のことは少しずつできるようになりました。が外出はしてません)

母は、高齢だったので保険はかけ替えてなかったのですが、あまり手厚くなかったです・・・
ちょうど80歳まで入れる保険に掛け替えようとしてたのに・・・残念です。
旦那母は、ちょうど母が入院した日に保険をかけ替えてあるのでこの先は安心です・・・

同時進行で主人の治療です。

いざ治療となった時、主人の癌のある部位は、2年前から健康保険適用になっていたのです。

すると、生命保険の先進医療特約が使えない・・・

重粒子線治療1クール 350万円

(1週間に4回×4週間 計16回 重粒子線を照射)

保険は3割負担
高額医療費控除を使っても月9万円、月を跨いだら×2・・・

その時、ボロボロになりながら思ったことは、

「生きるってお金がかかるんだ・・・」

それが本音でした。

いろんなこと調べました。
介護保険とか、住宅ローンの団信の手続きとか、主人の保険もP免(特定疾患と診断されると以降の保険料支払いが免除になる※がんになったら免除など)は付いているか?とか・・・・

P免や要介護認定の基準って本当に厳しくて、世の中の仕組みってなんて冷たいんだろう?って思いました。

↑※の「がんになったら・・・」って言うのもはっきり言えば、
「余命」とか「高度障害」になったらってね。。。

死んじゃったり、余命っていうのはね、まぁわかりやすいけど

じゃぁ「高度障害」ってどんなの?ってなったら
身近にそんながんの人がいないと普通に暮らしてたらわかんないよね。

色んな生命保険によってもその辺はかなり違うのね。

住宅ローン組むでしょ?
その時必ず、銀行で「団信」って保険に入るのですよ。
大黒柱が倒れたら、家族も銀行も相倒れなっちゃうから
今は、たぶん当たり前のように「がん特約」付いてるみたいなのですが、10年以上前の保険には割と「がん特約」が付いてない・・・
そうするとね。
大黒柱が倒れたら
「死亡」もしくは「高度障害になった時」に住宅ローンの免除になるのです
その時の
「高度障害」ってどのくらいを想像しますか?
団信での基準はこんな感じでした。
●両眼の視力を全く永久に失ったもの
●両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
●両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
●1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
●1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの

とかね・・・
・・・・・片方じゃダメなんですね。
なかなかエグイ内容でした。

結果、いくつか入ってる生命保険の内、1つはP免になりましたが、違う会社の基準には達してないのでP免にはなりませんでした。

今では、上皮内癌(癌のすっごい初期)でもP免になる商品もでてきてます。

P免や治療、病気の部位によってせっかく保険に入っていても保険会社の基準によっておりない事も知りました。

 

※P免にならなかった方の保険会社でめちゃめちゃゆるい審査でP免になる商品が年末にでました。主人の頃はなかったけど、同じ条件でこうやって良い保険ができてくるんだなぁ・・・・見直し大事

そんなわけで、↑で「保険って本当に大事だよ!!とりあえずいろんな保険扱ってる所で見直しだけでもしたほうがいいよ!!」っていろんな人に話してたら、お世話になってる保険屋さんにスカウトされましたW

でも、私は、人をゆるめたり、楽になってもらったり、びっくりしてくれるのを見るのが好きなので今の仕事をやっていきたい!!って思ってたし・・・
笑って「いやいやいや!!難しいこと苦手だし、保険の説明の細かい文字を見ただけで頭が痛くなるので無理です!!!」って断ってました。

主人の保険のことで相談してた時、「こんなに色々かけてみたけど、ことごとく色んなことをすり抜けていくんだなぁ・・・」「まさか、先進医療をつけてて、先進医療じゃなくなる治療があるなんて思わなかった。。。それより自己負担部分をフォローしてくる保険があればいいのに・・・」って呟いたら
「それを全部フォローしてくれる保険が数か月前に出てね。先進医療も保険適用の実費もすべてでる、実質治療費0円になる保険がでたのよ。保険屋さんが進んではいった保険なんだけどね。旦那さんの頃はまだそういうのなかったんだよね」って・・・
保険が日々進化してること、医療もどんどん進化していること、昔の保険では今の医療体制では役に立たないものがほとんどということに気づきました。

主人の癌が発覚した時、私は健康診断で引っかかっていて、病院に行く暇がありませんでした、その時、娘が泣きながら「ほんと、両親そろって癌とかありえないから早く病院いってきてよ」って言われたことを思い出しました。

私は、子どもたちの事も考えて、その場でがんの実質0円の保険にはいりました。

9月に主人の治療も無事に受けることができて、もう一度いろんなことを考えたとき、
私は保険の証書さえ見るのも苦手なくらいだったけど、勉強して資格を取ることにしました。

とにかく昔から勉強と名前の付くものが苦手で勉強なんてしてこなかったけど、私にしてはめちゃめちゃ頑張りました。まだあと1つ受けなきゃですが・・・

一般の保険はもう取り扱えるので先週から友人の保険をいくつか見直しさせてもらい始めました。

・自分が入ってる保険がどんなものか?
どんな時にお金がおりて、どんな時はもらえないとか・・・
・5年以上前に入ったっきり見てない・・・
最近は入院することが少なくなっていてなかなか入院させてもらえない、しても2~3日で退院なのに、

「入院3日目からお支払いいたします。」

と、すっごく小さな文字で書いてあったりします。

今は日帰り入院や外来手術などで1日目からお金が下りる流れになってきています。

・医療保険って何かあったら必要かもしれないけど掛け捨ててると思ったらもったいないからそんなに手厚くなくてもいいかな・・・そんな風に保険って大切なのはわかってるけど、もったいないって気持ちが捨てられないんだよね。。。

これ!私が一番感動したのですが。。。

健康な人には掛けた保険のお金が使わなかったらすべて返ってくる保険💛とかあるんですよ。。。

もうね。感動しかなかったです。

私は、ノルマで売るのではなく、本当にその人の家族、将来、人生を守ってくれるような保険をお伝えしていきたいと心から思います。

だからね。保険屋さんにはなりましたが、保険屋さんがメインではなくて、今まで通り、人の身体を緩めたり、魔法のイヤーアクセサリを販売したり、教えたりしながら・・・・

私の人生の引き出しをまたひとつ増やしました。

女性のための保険相談室 (株)ニューメッセージという。乗合代理店(いろいろな会社の保険を取り扱えるお店)に籍を置かせていただき、勉強させてもらいながら自分の好きなペースで好きな保険を取り扱わせていただきます。

保険にしても
さとう式のことにしても

これだけ体験した、私だからこそ伝えられることがある

そう思って、新しいこと始めます♪

※ご自身でできることです。
今の保険コロナでも使えますか?自宅待機になった時は?お手元の保険、ぜひコールセンターで確認してみてくださいね。

それもでよくわからなかったり、保険の見直し気になる方、お気軽にご相談ください( *´艸`)

 

こんな私ですかこれからもよろしくお願いいたします💛

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